【宏太’Sチェック】選手交代がズバリ 同点弾の金健熈の動き素晴らしい

スポーツ報知
後半49分に決勝ゴールを決め、雄たけびをあげる札幌MF青木亮太(中央)

◆明治安田生命J1リーグ▽第28節 札幌2―1C大阪(2日・札幌ドーム)

 C大阪戦の勝利につながったのは、交代の采配がズバリ当たったことなのは間違いない。前半のメンバーが悪かったわけではないが、途中から出た選手が自分の特徴や色を出していた。試合をしっかり分析し、何をすべきか考えて入っていたことが、結果に結び付いた。

 同点弾を決めた金健熈の動きは素晴らしかった。最初は相手が倒れたのでファウルかと思ったが、触るどころか、動きだけでDFを外した。アーリークロスに対してフリーの状態をつくるには、ニアに行くと相手にしっかり見せないとダメ。その動きに対して合わせたシャビエルもすごいが、距離もあったヘッドはたたきつけていては入らなかった、高い技術あってのもの。ハイレベルなパスとスーパーゴールが逆転勝利を生んだ。

 もう1つの勝因は、よく前半を0に抑えられたというところ。それを示したのが岡村の存在だった。センターバックが安定し、しっかり守備でつぶしてくれれば、いい流れになっていくもの。試合の入りでピンチになった中、岡村の素晴らしい働きで無失点で折り返したのは大きかった。

 次の磐田戦に勝てば、残留の安全圏にいくと思う。下位にとどまるチームはどうしても点が取れず、ズルズルいってしまうものだが、札幌には爆発力がある。それがマイナス16という得失点差になってもいるのだが、札幌は勝ち点3を取りに行くサッカーをしてきたのだから。たださすがに大量失点が続くとしんどくはなる。まずは後ろがしっかり試合を締めていくこと。そしてC大阪戦でも見せたように、気持ちの入った戦いをしていけばいい。(吉原 宏太、1996~99年札幌FW)

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