今秋ドラフト候補の二刀流、矢沢宏太が7回1失点の好投 試合途中でDHを解除し打席にも立つ

力投する日体大・矢沢宏太
力投する日体大・矢沢宏太

◆首都大学野球 第1週 第1日 筑波大3―2日体大=延長11回タイブレーク(3日・大田スタジアム)

 首都大学野球秋季リーグ戦が開幕し、日体大は筑波大に競り負けた。

 先発した投打二刀流で今秋ドラフト一位候補の日体大・矢沢宏太(4年=藤嶺藤沢)が存在感を示した。10球団23人のスカウトが熱視線を送る前で矢沢は、まず投手に専念。スライダーなどの変化球主体の投球で7回3安打1失点の好投を披露した。「夏のオープン戦でも直球が悪くてもスライダーで抑える。スライダーがだめでも直球やチェンジアップで抑えるといったようにいろんな事を試してやってきた。ストレートがだめでもスライダーでいけるという自信がある」。最速152キロを誇る直球を持つが、この日の最速は145キロ。本調子ではない中で試合をつくり、投手としての引き出しの多さを見せた。

 8回には指名打者を解除して「5番・右翼」に入った。同点で迎えた延長10回2死満塁の場面で左飛に倒れるなど、2打数無安打。「自分が打っていれば勝っていた。次はチャンスで打てるようにしたい」と次戦を見据えた。

 1日にプロ志望届を提出。「4年前からこのドラフトをずっと意識してやってきたのでいつもと変わらない」。プロ入りへ勝負のラストシーズンだが気負いはない。個人としては「首位打者と最優秀投手」、チームとしては「リーグ優勝」という目標を掲げる矢沢の戦いが始まった。

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