◆JERAセ・リーグ ヤクルト5―0中日(2日・神宮)
中日が球団ワーストに並ぶ今季24度目の完封負けを喫した。1リーグ時代の1948年と56年シーズンに並ぶ史上3度目の屈辱。借金は今季ワーストの14まで膨らんだ。
先発・大野雄が踏ん張りきれなかった。3回1死から青木、山田の連続ヒットで一、三塁のピンチを招くと、村上に甘く入ったカットボールを右翼席に運ばれた。節目のシーズン50号となる先制3ランで、主導権を握られた。5回4失点で8敗目を喫し「2週間後にまたヤクルト戦があるので、もっともっと研究して、そこでやり返せるようにします」と悔しさをにじませた。
打線はヤクルトの先発・サイスニードらの前に、わずか4安打。4回2死からビシエドが25打席ぶりのヒットとなる中前安打を放つと、先頭の7回にも中前にクリーンヒットをはじき返したが、後続が倒れた。
チームは8月19日のヤクルト戦(バンテリンD)から10試合連続で白星と黒星が交互となるオセロ状態で踏ん張っていたが、ここに来て4連敗となった。