◆パ・リーグ ロッテ0―1オリックス(2日・ZOZOマリン)
ロッテの佐々木朗希投手が9回を97球4安打1失点でまとめるも打線が無得点に終わり完投負け。今季4敗目を喫し、チームの連勝は4でストップした。
朗希は初回をわずか5球で3者凡退に抑えると、そこから4回まで4イニング連続で完全投球。5回には1死一、三塁から伏見の遊ゴロの間に先制点を許したがその後も崩れず、9回2死一、二塁で迎えた頓宮の打席でこの日最速となる161キロを計測。頓宮には左前安打を浴び2死満塁のピンチを背負ったが、最後は宗を左飛に打ち取り、9回を97球4安打1失点9奪三振。完全試合を達成した4月10日以来となる完投だった。
だが打線が4安打無得点と沈黙。右腕の快投もむなしくチームは零封負けを喫した。井口監督は「朗希はしっかり最後まで投げてくれたと思います。一巡目は(バントとか)そういう作戦できたけど、その中でしっかりやってましたし、本当に変化球うまく使いながらいいピッチングをしてくれたと思います」と右腕をねぎらった。