花巻東女子野球部 全国大会準V報告、武藤咲夢主将「次の大会は金メダル」

高校女子硬式野球ユース大会で準優勝し、報告会を行った花巻東ナイン
高校女子硬式野球ユース大会で準優勝し、報告会を行った花巻東ナイン

 8月30日まで行われていた高校女子硬式野球ユース大会で東北勢最高の準優勝に輝いた花巻東女子野球部が1日、同校で報告会を行った。20年4月に部員13人で創部され、わずか2年半で初の決勝に進出。主将の武藤咲夢(さくむ)内野手(2年)は「笑顔をモットーに、あきらめない野球で準優勝できました。次の大会は金メダルを掲げてここに入場できるよう頑張ります」とあいさつし、体育館に集まった730人の全校生徒から大きな拍手を浴びた。

 男子の仙台育英に続く女子初の“白河の関越え”まで、もう一歩。「元気」と「一生懸命」をモットーに、勝利した3試合はいずれもサヨナラと勝負強さが光った。高校通算83発の佐々木麟太郎(2年)を擁する男子と同じユニホームで、引退した3年生男子が打撃投手を務めてくれることもあるという。三鬼賢常監督は「男子のスタッフが練習を手伝ってくれることもある。うまいプレーを見て自分のものにできるので、恵まれた環境だと思います」と感謝した。(岩崎敦)

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