【大野拓弥騎手に聞く】フランス武者修業で感じた日仏の違い「日本人の方が全体的に研究熱心」

スポーツ報知
フランスの経験が今後に生きそうな大野

 6月から短期免許を取得してフランスで騎乗していた大野拓弥騎手(35)=美浦・フリー=が8月31日に帰国して3日の新潟競馬で国内復帰する。1日に美浦トレセンに姿を見せ、自身の経験や、凱旋門賞が行われるフランス競馬と日本との違い、特徴などを語った。(聞き手・西山 智昭)

 ―6月から約3か月の滞在を終えて、8月31日に帰国しました。

 「言葉が通じないこともあって、うまくいかないことが多かったです。生活も仕事もそうですし、苦労しましたね、本当に。一言でいうと『修業』という感じでした」

 ―厳しい環境のなか初騎乗初勝利、G1騎乗(6月のディアヌ賞5着)など結果を出しました。

 「勝った時はビックリしたんですけど、そこを勝ったことで同じ馬主の馬ということでG1でチャンスをいただけて。あとはステイフーリッシュ(ドーヴィル大賞2着)の当週の追い切りにも乗せてもらいました」

 ―日本との違いを感じた部分はありますか。

 「僕がイメージしていたより、日本のレベルも高いんだなと。もちろん向こうの騎手は馬乗り自体はすごく上手なんですけど、印象としては日本人の方が全体的に研究熱心というか。そういう違いは感じましたね」

 ―フランスでは12か所(他にドイツ1か所)でプレーしました。

 「基本、向こうはスローで流れるのでペースの違いが一番。最後のしまい勝負という感じでした」

 ―パリロンシャン競馬場はいかがでしたか。

 「レースを見ていた感じより起伏があるというか。僕が乗ったのは内回り(凱旋門賞は外回り)でしたけど、京都のような下りながらのカーブがあったりして、僕が乗った馬はそこで走りが悪くなった。馬によって得意、不得意が出てくるんだなと思いました」

 ―今週の新潟でさっそく復帰(土曜7鞍、日曜2鞍)します。

 「違った環境のなかで乗せてもらえた経験は生きてくると思います。調教面でも最初の鞍を着けることから始めたんですけど、馬に触れ合う機会が長かったので、何らかの形で生きてくるのかなと思っています」

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