栃木選抜が2戦連続完封コールドで2連覇へ爆勝発進! 「守りからリズムつくる」 東日本報知オールスター戦予選リーグ中学生の部

スポーツ報知
茨城戦、埼玉東戦合わせて3長打で打線を引っ張った栃木・佐川

◆東日本報知オールスター戦予選リーグ◇中学生の部Aブロック▽栃木選抜10―0茨城選抜=4回コールド=▽栃木選抜―埼玉東選抜=5回コールド=(8月27日、茨城・ひたちなか市民球場)

 東日本ブロック(北海道を除く)の支部選抜対抗戦の予選リーグが27日に行われ、中学生の部Aブロックは昨年、東京東と両者優勝となった栃木が圧巻の2戦連続完封コールド勝ち。投打に圧倒的な力を見せつけ、2連覇へ好スタートを切った。埼玉東は予選落ちも茨城に快勝した。28日に予定されていた中学生の部準決勝と決勝、小学生の部決勝は、降雨のため9月4日に順延された。

 多くのチームが目指す「守りでリズムをつくって攻撃につなげる野球」を栃木選抜が見せつけた。先陣を切ったのは茨城との初戦に先発した左腕・渡辺洸。「自分が流れをつくる」としっかり腕を振り、直球とキレのあるスライダーを低めに集めて初回を3者凡退。2回に長打から1死一、二塁のピンチを招くも連続三振で切り抜けた。「テンポよく投げることを心掛けました。たまに浮いたけどストレートが走った」と渡辺洸は4回1安打無失点の好投に満足そうだ。

 打線は2回、中越え三塁打の7番・佐川が暴投で生還。3回は2番・冨永のバント安打などで無死満塁として、4番・吉田が左中間へ走者一掃の三塁打。なおも1死三塁から石田、佐川の連続適時長短打、小堀の適時内野ゴロ、菊地の中前適時打と続き、この回7点。4回に野口の適時打などで10点差をつけ、試合を終わらせた。

 勢いは止まらない。続く埼玉東戦も先発左腕・市村が大きく曲がる変化球を武器に初回を3者凡退。その裏、吉田の適時二塁打で1点先取すると、3回は5番・和家の内野ゴロで1点を追加し、なお2死一塁。石田が四球で続くと佐川が中越えの2点二塁打。なおも二、三塁として田崎の左前2点打、菊地の適時三塁打、冨永の適時内野安打とたたみかけ、ここも一挙7点。市村が4回無失点と好投し、5回は野澤が締めた。

「守りは自信があるので、あとは打線次第だと思っていた」という臼井康宏監督(48、上三川)がMVPに名を挙げたのが2戦とも7番・二塁でスタメン出場し、3長打を放った佐川。「後ろにもいい打者がいるので、力まなかった。考えると打てないのでセンター返しだけを心掛けました」と背筋を伸ばして話した。

 伊野主将は「合同練習は1回だけでしたが、接しやすい人ばかりで、すぐに仲良くなれた。大会で負けたチームの選手も仲間になって心強い」と2連覇へ自信満々の様子。臼井監督は「中学最後の公式戦でいい思いをつくってくれればいい」と温かい視線を選手たちに向けた。

◇栃木選抜 伊野磨周 斎川航大 野澤瑛斗(佐野) 石田陽人 小堀弘晴 冨永大斗(県央宇都宮) 市村才樹 菊地竜成(小山) 井上遥翔 上野龍斗 田崎瑛大 福田來貴(上三川)  吉田暉 和家優陽(大田原) 佐川秀真(真岡) 島田優斗(鹿沼) 永田琉惺(栃木) 野口遥斗(栃木さくら) 渡辺洸之助(宇都宮中央) 渡邉崇弘(那須野ケ原)

※主将は伊野、全員中3

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