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福本豊氏、巨人とヤクルト・村上宗隆に走塁の差…「1点」を積み重ねる強さ

4回無死、三塁打を放ち滑り込む村上宗隆(右は岡本和真)(カメラ・中島 傑)
4回無死、三塁打を放ち滑り込む村上宗隆(右は岡本和真)(カメラ・中島 傑)

◆JERAセ・リーグ 巨人8―8ヤクルト=規定により延長12回引き分け=(31日・京セラドーム大阪)

 村上は打つだけじゃない。4回の先頭で右中間へ。二塁打コースだが、村上は、スキがあれば二塁を蹴るぞ、と全力疾走。中堅手・丸が少し打球処理をもたつくと、迷うことなく三塁へ。ナイスランの三塁打だ。

 無死二塁と三塁では大違い。次のオスナが追い込まれると三振だけはしないと軽打に切り替えて二ゴロ。こうした「1点」を積み重ねるのが、首位・ヤクルトの強さだ。

 巨人の走塁は対照的だった。5回無死、丸が一塁線を破る適時二塁打。だが、丸は二塁手前で減速した。三塁で勝負できるタイミングだったが、二塁打と決めつけてしまっていた。止まるにしても、オーバーランしてからストップするのが基本だ。2回の吉川も同じ。1死一、二塁で井上が三塁線に送りバント。二塁走者の吉川は三塁手前でスピードを緩めた。相手の送球が乱れたらどうするの? 一度止まれば、本塁に突っ込めないよ。

 手抜きとは言わないが、できることをやっていない。丸はとくにカープ時代はこうした走塁ができた選手なので、見ていてガッカリした。引き分けでも、やるべきことを怠らないヤクルトとの差を感じた。(スポーツ報知評論家・福本豊)

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