◆JERAセ・リーグ 阪神1―0広島(30日・甲子園)
阪神は0―0の8回に大山の23号ソロが飛び出し、1か月ぶりの甲子園で完封勝ちを決めた。
8回2死、3ボールから3番手・ターリーの真ん中低め155キロを左翼席へ放り込んだ。打線は6回無死二塁から4番・佐藤輝、5番・大山が連続で空振り三振。2死一、二塁で代打・マルテもバットが空を切り打者3人が三振に倒れた。3度の得点圏をものにできず、広島先発・森下を前に6回無得点。土壇場で右の大砲がアーチをかけ、連敗を阻止した。
先発・青柳は“雨柳さん”の力を発揮し、雨が振り続けるマウンドで7回4安打無失点と好投。13勝目とはならなかったが、エースとして試合を作った。