Ｊ２主将ＭＦ長谷川竜也、９月３日の山口戦で復帰へ　負傷後初のメニュー消化

　Ｊ２首位を走る横浜ＦＣで、主将を務めるＭＦ長谷川竜也が３０日、横浜市内で行われた全体練習で負傷後初めてフルメニューをこなし、９月３日のアウェー山口戦での復帰へ意欲を示した。２０日の岡山戦で負傷のため前半で交代し、前節・町田戦（２７日）は欠場していた。

　この日のゲーム形式の練習では大声を出し、味方を鼓舞。自らも前線に走り込むなど、全力プレーを見せた。痛みはまだ残っているものの、「我慢してやればいい。山口戦出場を目指している」と強い意志を持ち、ピッチに戻ってきたことを明かした。

　チームは現在３連勝中で首位をキープ。だが、３試合いずれも１―０で、何度もピンチを招くなど格下相手にも余力を持った戦いをできなかった。１８位の山口はＪ２残留争い中だが、「攻守がしっかりしているので、差はないと思う」と警戒。Ｊ１昇格プレーオフ圏の３位仙台とは勝ち点１１差。自動昇格も見えてきたが、手綱を緩めることなく、ラストスパートの態勢に入る。