【女子野球】阪神の妹分、阪神タイガースWomenが創部2年でクラブチーム日本一

スポーツ報知
初の日本一を達成し喜ぶ阪神タイガースWomenナイン(カメラ・軍司 敦史)

◆第17回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会最終日 ▽決勝 阪神タイガースWomen5―3九州ハニーズ(30日、千葉県成田市、大谷津運動公園野球場)

 阪神の女子チーム・阪神タイガースWomen(兵庫)が、創部2年目で女子硬式野球のクラブチームの頂点に初めて立った。

 この日行われた九州ハニーズ(福岡)との決勝、初回に主将・三浦伊織の先制犠飛などで2点を挙げると、2回、4回にも追加点。6回に反撃を受け2点差に追い詰められたが、最後は坂東瑞紀が締めて、阪神と同じユニホームのナインは抱き合って喜んだ。ナインに胴上げされた野原祐也監督は「選手たちがこの大会を通じて成長してくれた。これからは打倒タイガースで来るでしょうから、そこを上回れるように頑張っていきたい」と喜んだ。

 前日に行われた準決勝では、昨年敗れた同じNPB傘下の西武ライオンズレディース(埼玉)との接戦を制し、準々決勝では石村奈々が京都文教(京都)相手に完全試合を達成、勢いに乗っていた。女子プロ野球から転身、日本代表として何度も世界一を経験しながら日本一は初めての三浦は「去年、ライオンズなど強いチームに完敗し、個々だけでは勝てないと痛感したので、チーム力を高めることをテーマにしてきました。それが今大会で形になって良かった。全国では勝てないと言われていたのを払しょくできました。日本一、いいですね」と語り、ナインに胴上げされた。

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