【巨人】山田龍聖 ドラ2ルーキー1軍マウンド夢見て…3軍も経験、壁にぶつかりながら闘い続ける

スポーツ報知
巨人の山田龍聖(カメラ・竜田 卓)

 ジャイアンツ球場のナイター照明は、マウンドを中心に黒土の内野グラウンドを照らす。その明暗差を利用して露出に変化を加えると、力投する山田龍聖投手(21)の姿がスポットライトを浴びたように浮かび上がった。

 5日のイースタン・ヤクルト戦、チームは6回に勝ち越され、山田は7回から3番手で登板した。左腕を折り曲げ、打者から球の出所が見えにくい独特なフォームで投げ込む。この日は立ち上がりから打ち込まれ、3回6安打4失点でチームも敗れたが、熱帯夜で噴き出る汗をぬぐいながらがむしゃらに腕を振る姿は、どこか孤独な闘いのようにも見えた。

 21年のドラフト2位で入団後、公式戦での1軍の登板はなくファームでの調整が続く。前日(4日)の練習では、室内練習場のブルペンで同じ左腕の元投手・高橋尚成臨時コーチの話に聞き入っていた。コーチの助言は山田にとって大きな糧となるにちがいない。一日も早く本拠地・東京ドームのスポットライトを浴びて1軍で躍動する姿が見たい。(写真部・竜田 卓)

3軍落ち経験

 ドラフト2位左腕・山田は、春季キャンプは桑田投手チーフコーチの意向もあって2軍スタート。沖縄・2次キャンプから1軍に合流するなどアピールしたが、開幕はファームで迎えた。その後、一時は制球難で3軍に合流するなど苦しんだが、現在は2軍で1軍初昇格を目指して鍛練を積んでいる。ここまで2軍では先発3試合を含む7試合に登板して2敗、防御率8.66とプロの壁にぶつかっているが、球の出所が見えにくい独特なフォームから150キロ超の直球を投げ込む左の本格派として大きな期待を受けている。

 ◆山田 龍聖(やまだ・りゅうせい)2000年9月7日、富山・氷見市生まれ。21歳。高岡商では2年春夏、3年夏の甲子園に出場。3年夏は16強。高校ジャパンにも選ばれ、JR東日本入り。21年ドラフト2位で巨人入団。183センチ、82キロ。左投左打。背番号28。

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