27日のソフトバンク戦(札幌D)でノーヒットノーランを達成した、日本ハムのコディ・ポンセ投手(28)が一夜明けた28日、喜びを噛みしめた。チームメートから改めて祝福を受け「やったんだなという実感が沸いて、徐々に今、理解してきている」とほほ笑んだ。
前夜は帰宅後、夕食と晩酌後に就寝しようとしたが「試合の興奮と、家族と話して、よりテンションが上がってしまった」と寝付けない一夜を過ごした。9回を投げ切ったのは「キャリアの中でも一番」と言う113球だっただけに「実は結構しんどいです」と口元が緩んだ。
新聞各紙が大きく取り上げた紙面は「額縁に入れて、着ていたユニホーム、スパイク、ボールと一緒に飾ろうと思います」とご満悦。終始笑顔を見せていたが、次回の投球について問われると「自分の全てを出し切って、チームを勝たせる投球をすることにはまったく変わりないので。その通りやっていきたい」と表情を引き締めていた。