加山雄三「24時間テレビ」最後の「サライ」で「感無量だよ!」100キロ完走の兼近大樹ら出演者と熱唱

スポーツ報知
エンディングで「サライ」を歌う加山雄三(右)と谷村新司

 歌手の加山雄三が28日、毎夏恒例の日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ45 愛は地球を救う」(東京・両国国技館)のエンディングで、共演者と最後の「サライ」を歌った。

 名物企画「チャリティーマラソン」のランナー、お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹(31)が、100キロを走りきって両国国技館にゴール。加山はその後、共演者一同での「サライ」を歌唱。「感無量だよ!」と感謝、兼近と握手した。

 「サライ」は番組で生まれた名曲。年内でコンサートを引退すると発表している加山にとって、「24時間テレビ」で歌う最後の「サライ」となった。

 この日は午後4時過ぎにラストライブとして3曲を披露。「旅人よ」、「君といつまでも」の歌唱後に「サライ」を歌い始めると、谷村新司(73)が登場し、加山の肩を抱いてデュエットした。

 「サライ」は放送15年の目玉企画「24時間以内に新しい番組テーマソングを作る」から誕生した。挑戦したのは加山(弾厚作名義)、谷村新司と、ピアニスト・羽田健太郎さん(享年58)の3人。加山がメロディーを作り、谷村が歌詞をつけ、羽田さんが編曲した。作業時間は8時間ずつ与えられ、番組エンディングで披露した。

 年内でコンサートを引退する加山。番組で同曲を歌うのも今回が最後だった。加山は9月9日に東京国際フォーラム・ホールAで行う「加山雄三ラストショー~永遠の若大将~」と12月に名誉船長を務める豪華客船「飛鳥2」での船上ライブ(若大将クルーズ)が最後のコンサートとなる。

 また「24時間テレビ45」はエンディングを迎え、終了時点の募金総額は3億1819万4209円 と同局から発表された。番組終盤ではトライアスロンに挑戦した子役の村山輝星、企画で日本各地を回った風間俊介、チャリティーランナーのEXITの兼近大樹が両国国技館に集結した。

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