【オリックス】宮城大弥プロ初完封 3年目の達成に「遅いかもしれないけどやっとできた」

スポーツ報知
初完封をした宮城大弥は、宗佑磨(右)に頭を撫でられる(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス6―0西武(27日・京セラドーム大阪)

 オリックス・宮城大弥投手(21)は拳を握り、笑顔を浮かべた。9回2死、西武最後の打者・山川を1球で左飛に打ち取り、プロ3年目で初の完封勝利を挙げた。4安打無四球に抑え、3連勝で9勝目。仲間にハイタッチで迎えられ「あまりない光景で、初めてぐらい。本当にうれしい」と目尻を下げた。

 越えたい壁だった。前回登板の20日の西武戦(ベルーナD)は8回まで球数100球で無失点だったが、足がつりかけたこともあって、中嶋監督から「お前は(山本)由伸じゃないからダメ」と交代を伝えられ、唇をかんだ。この日は8回まで93球。「多分、どうせ、良くても8回とかで終わらせてくるんだろうな、と予想してました」と冗談めかしたが「(9回も)行かせてくれて本当に良かったです」とベンチの期待に応えた。プロ初完投だった7月13日のソフトバンク戦は8回で敗戦投手。2度目の完投で念願をかなえ、18イニング連続無失点とした。

 新人の20年の10月に初勝利。監督代行として抜てきしてくれた中嶋監督は新型コロナ感染で不在で、目の前で完封を披露することはできなかったが「遅いかもしれないけどやっとできたと。まずはローテで投げさせてもらっていることに感謝したい」と頭を下げた。

 21歳になった25日の誕生日に、山本からネックレスをプレゼントされた。3歳上のエースからかわいがられる左腕は、その山本、田嶋、山岡に次いでチーム今季4人目の完封を達成。「長いイニングを任され、その中で毎週投げられる投手がエース。1回で終わらず何度も続けられるように、体調管理もしっかりして先発陣を盛り上げていきたい」。首位・ソフトバンクへ2ゲーム差に再接近し、自力優勝が一日で復活。鉄壁の先発陣で混パを勝ち抜く。(玉寄 穂波)

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