巨人の山崎伊織投手(23)が、5勝目を目指して26日の広島戦(マツダ)に先発する。前回登板となった19日の阪神戦(東京D)では、6回まで無失点と好投しながら7回途中に右手中指の爪が割れるアクシデントで降板。試合後、桑田投手チーフコーチは、次回登板について「(爪の)状態を見てから決めたい」としていたが、この日はG球場でキャッチボールや短距離ダッシュなどを行って最終調整し、問題はないと判断されたようだ。
広島戦は今季2試合に登板して1勝、防御率2・53と好相性。敵地では初登板で真っ赤に染まる独特な球場の雰囲気も脅威となるが、冷静に自身の投球に徹することが大切になる。上位浮上へ重要なカード頭を託された右腕は「全てはチームの勝利のため、勝ちにこだわって全力で頑張ります」と意気込んだ。