9月4日に韓国・ソウル競馬場で行われるコリアC・G3(ダート1800メートル)に出走するセキフウ(牡3歳、栗東・武幸四郎厩舎、父ヘニーヒューズ)が8月25日、栗東・CWコースで国内最終追い切りを消化した。
藤岡康太騎手がまたがり、単走で直線をしっかり追われて81秒8ー11秒2。今回が実戦初コンビとなる鞍上は「ある程度の負荷をかけました。周りに馬がいない状態で集中を欠かないかという懸念はありましたが、集中して走ってくれて、いい動きでした」と評価した。
招待回避や新型コロナウイルスの感染拡大で、日本馬の参戦はロンドンタウンが連覇を果たした2018年以来、4年ぶりとなる。同騎手は「韓国競馬のレベルも上がっていると思うけど、今までの日本馬の活躍を見ると大きなチャンスであることは間違いありません。しっかり結果を出したいです」と自信をのぞかせた。同馬は8月27日に出国し、9月1日に現地で追い切りを行う予定。