9月4日に韓国・ソウル競馬場で行われるコリアスプリント・G3(ダート1200メートル)に出走するラプタス(セン7歳、栗東・松永昌博厩舎、父ディープブリランテ)が8月25日、坂路で国内最終追い切りを消化した。単走馬なりでラストだけ軽く気合を乗せる形で、57秒0―12秒5をマーク。
騎乗した三浦助手は「先週(坂路で50秒6―12秒4と)びっしりやっているし、輸送もあるのでしまいだけ。息遣いは悪くないですし、周りに馬がいないこともあって落ち着いているのが何よりです」と好感触を伝えた。
テンションが上がりやすい気性だけに、空輸をクリアできるかがカギとなるが「(コリアCに出走する)セキフウと一緒に行けるのが心強いです」と同助手は中東遠征を経験している3歳馬の存在が大きいと強調した。同馬は8月27日に出国する予定。レースは幸英明騎手が手綱を執る。