京葉が2度目の出場で堂々準V! 夢のバトンは下級生に 第16回全日本中学野球選手権ジャイアンツカップ

スポーツ報知
準優勝もすぐに気持ちを切り替え笑顔でガッツポーズを決めた京葉の選手たち

◆第16回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ ▽1回戦 京葉ボーイズ8―0甲府南リトルシニア▽2回戦 京葉ボーイズ7―3世田谷西リトルシニア▽準々決勝 京葉ボーイズ7―0広島北ボーイズ▽準決勝 京葉ボーイズ4―3フレッシュ佐賀フィールドナイン▽決勝 取手リトルシニア5―3京葉ボーイズ(15~20日・東京ドームほか)

 中学硬式の日本一を決めるジャイアンツカップ(G杯)が3年ぶりに開催され、京葉ボーイズ(千葉)が2度目の出場で準優勝した。夏季全国大会の予選敗退から巻き返し、県代表決定戦で佐倉リトルシニアを下して出場権獲得。準々決勝では広島北ボーイズ(広島)を大差で退け、準決勝はフレッシュ佐賀フィールドナイン(佐賀)を逆転サヨナラで破った。決勝で取手リトルシニア(茨城)に敗れたが、堂々の戦いぶりだった。

 最後の打者は平凡な右飛。準優勝に終わり、逆転を信じていた京葉ナインは落胆を隠せなかった。関口勝己監督(57)もため息をつき、「ドーム球場と決勝の独特な雰囲気にのまれてしまいましたね」と失策絡みの序盤4失点を悔やんだ。

 それでも準決勝までの快進撃はさすがだった。2回戦でV候補の世田谷西リトルシニア(東京)を撃破し、準々決勝は同リーグ対決。初回に2番・續(つづき)が二塁打を放ち、矢口が中前打で続いた一、三塁から主砲・須貝が「最低でも逆方向(左翼)への犠牲フライと思っていた」と変化球に崩れず中越え2点三塁打。なおも井上、元山の適時打でこの回4点を先取した。その後も加点し、投げては5回3安打無失点の先発・田中から関瑛太、関佑真、安田とつないで最後まで得点を許さなかった。

 準決勝は終盤にドラマが。3点を追う6回、6番・山下の2点二塁打で1点差に迫り、7回に代打・松原、1番・藤江の連打から無死満塁として「どんな形でも同点にしたかった」と矢口が犠飛。これが本塁悪送球を誘って二塁走者もかえり、一気にサヨナラ勝ちだ。

11期生となる3年生中心の現チームは春夏ともに守備のミスから予選で敗れ、全国大会出場を逃した。関口監督は「目標がG杯しかなくなり、課題の守備を基本動作からやり直した」と原点に立ち返り、本来の強さを取り戻した。G杯制覇の夢は下級生に託されたが、明るい兆しがある。

 新チームの柱と期待される身長176センチの2年生・関瑛太が、決勝の3回から3イニング1失点と好投し、6回に相手エース左腕から2点二塁打を放つ活躍を見せた。「これだけ練習した先輩でも日本一になれなかった。来年は自分たちの代でもこの舞台に立って、絶対に勝ちたい」。新たな挑戦はもう始まっている。

◇京葉ボーイズ登録メンバー▽3年生 須貝蒼 小川秋月 矢口隼大 阿部晴太朗 藤江馳門 元山航太 礒野龍我 井上心大 山下誠健 續奏侑 田中俐希 松原若嗣 花澤莞爾 中村和夢 関佑真 安田塁 ▽2年生 露崎勝己 関瑛太

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