◆第104回全国高校野球選手権大会最終日 ▽決勝 仙台育英8―1下関国際(22日・甲子園)
東北勢の悲願「白河の関越え」を成し遂げた仙台育英(宮城)。決勝戦後、佐藤悠斗主将(3年)は「メンバー外も同じくらいの実力があって、日本一のチーム内競争があることです」と強さの要因を明かした。
喜びに浸った閉会式。全てを終えると、仙台育英ナインが向かった先は一塁側のアルプス前だった。
そこで笑顔の輪を作り、須江航監督らを胴上げ。
胴上げは通常マウンド付近やベンチ前で行うことが多いが、メンバー外の選手、吹奏楽部を含む応援団、OBら全てが歓喜する、仙台育英を象徴するような一幕だった。