◆第104回全国高校野球選手権大会最終日 ▽決勝 下関国際―仙台育英(22日・甲子園)
東北勢悲願の初優勝を狙う仙台育英(宮城)は7回、5番・岩崎生弥(3年)の満塁本塁打が飛び出すなど、この回一挙5点を奪った。
2点リードの7回。先頭の尾形が死球で出塁すると、続く橋本がライトへ適時三塁打を放って1点を追加した。
なおも1死満塁から5番・岩崎が3ボール1ストライクからの5球目、140キロ直球を完璧にとらえて左翼席へグランドスラムをたたき込んだ。
仙台育英は準決勝まで本塁打なしだったが、決勝戦で待望の初アーチ。決勝での満塁弾は08年大阪桐蔭・奥村翔馬以来となった。