加山雄三、24時間テレビ最後の「サライ」は「感謝の気持ち込め歌いたい」

スポーツ報知
「24時間テレビ」で思い出を語る加山雄三

 毎夏恒例の日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ45 愛は地球を救う」(東京・両国国技館)が27日午後6時半から放送される。3年ぶりの有観客開催となる今年のテーマは「会いたい!」。スポーツ報知では6回にわたって特集する。初回は1992年の番組内企画から生まれ、30周年を迎えた名曲「サライ」。作曲の加山雄三(85)に制作秘話と曲に込めた思いを聞いた。

 6月に年内でのコンサート引退を発表した加山にとって、「24時間テレビ」で「サライ」を歌うのは今年で最後になる。30年間、コンサートでも歌い続けてきた「サライ」のラスト歌唱に向けて「たくさんの方への感謝の気持ちを込めて歌いたい」と思いを語った。

 「24時間以内に曲を作らないといけない、それと番組の最後でみんなで歌うことを意識して、みんなが分かりやすいメロディーラインを作るよう意識しました」。番組ではもちろん、カラオケなどでも親しまれる国民的な楽曲になり「こんなに長く愛される曲になったこと、作曲家冥利(みょうり)に尽きる」と喜んでいる。

 「サライ」は夏の風物詩となり「毎年のように夏になると番組でかかること、本当にうれしく思っています。テレビで『サライ』が流れる度に『お!』って思っています」。今年の「24時間テレビ」ではメインパーソナリティーの二宮和也(39)とのスペシャル対談も実現。コンサート引退の理由や、9月9日に東京国際フォーラムで開催するラストステージへの意気込みも語る。

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