星野一義監督が率いるチーム・インパルが15年ぶりのワン・ツー・フィニッシュ…スーパーフォーミュラ第8戦

 自動車レースのスーパーフォーミュラ第8戦の予選と決勝(37周)が21日、栃木モビリティリゾートもてぎ(1周4・801キロ)で行われた。

 予選6番手の関口雄飛(34)=カーエネクス・チーム・インパル=は早めのタイヤ交換作戦がズバリ的中。最後はチームメイトの平川亮(28)の猛追をしのいで2019年の第2戦(オートポリス)以来、3年ぶりの7勝目を挙げた。

 往年の名ドライバー・星野一義監督が率いるチーム・インパルにとって、ワン・ツー・フィニッシュは2007年以来、実に15年ぶりの快挙となった。

 長男の星野一樹監督代行は残り3周から気持ちの高ぶりを押さえきれなかったという。逃げる関口、追う平川。共倒れもありうる状況で、チームオーダーなしの、チームメイト同士の“ガチンコ勝負”。「モニター場面も見れなかった。監督(星野一義)に『このまま行かせますよ』と言ったら、『行かせろ、行かせろ』と叫んでました。これがチーム・インパルの戦いなんです」と興奮気味に振り返っていた。

 第9戦と最終戦は10月29、30日に三重・鈴鹿サーキットで開催される。

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