◆JERAセ・リーグ 阪神5―1巨人(20日・東京ドーム)
巨人は16日のDeNA戦から5連敗。5月と7月に喫した各5連敗と並び、今年チーム3度目の最多連敗となった。
阪神戦は19日から2連敗。3連戦の負け越しが決まった。今年の同カードは4月1日の初対戦から3連勝を飾ったものの、その後は6度の3連戦で全て負け越し。阪神戦では1リーグ時代の37年秋、39年、47年と、2リーグ制(50年)後の09年に5カード連続の負け越しがあるが、6カード続けて負け越したのは初めてだ。
52年のフランチャイズ(本拠地)制後、巨人が同一球団にシーズンで6カード連続の負け越しは、92年の広島戦、93年の横浜戦に並ぶワースト記録になる。
これで今年の阪神戦は、5試合を残して巨人の7勝13敗。9勝13敗3分けだった昨年に続いて、2年連続のシーズン負け越しも決まった。(阿部 大和)