笑福亭仁鶴さん一周忌追善公演 特別に無料で開催 元マネジャーの吉本興業・大﨑洋会長「来年は有料で」笑

スポーツ報知
「笑福亭仁鶴 一周忌追善落語会」で、思い出を語った弟子の(前列左から)笑福亭仁幹、笑福亭仁扇、笑福亭仁智、笑福亭仁福、笑福亭仁嬌、笑福亭仁昇(後列左から)笑福亭智丸、笑福亭智六、笑福亭扇平、笑福亭智之介、笑福亭嬌太、笑福亭大智

 昨年8月17日に骨髄異形成症候群で死去した落語家・笑福亭仁鶴さん(享年84)を追悼する「笑福亭仁鶴 一周忌追善落語会」が17日、なんばグランド花月で開催された。

 筆頭弟子で上方落語協会の会長・笑福亭仁智をはじめ、笑福亭仁福、笑福亭仁扇、笑福亭仁嬌、笑福亭仁幹、笑福亭仁昇、笑福亭扇平、笑福亭智之介、笑福亭智六、笑福亭嬌太、笑福亭智丸、笑福亭大智ら一門12人全員が出演した。仁智は「故人の遺志、遺族の遺志でお別れの会、しのぶ会を控えていたところ、大﨑(洋)会長の進言で、今日は特別招待公演です。穏やかで和やかで、派手すぎず華やかなしのぶ会にお付き合いください」とあいさつ。仁鶴さんについては「落語家、タレントとして大阪に落語家がいることを知らしめたパイオニアです」と語った。

 この日は特別招待公演で、無料で実施された。発起人でもある吉本興業の大﨑洋会長は「仁鶴さんの『笑いというのは愛がベースにないと成立せーへんねんで』という言葉がいつも頭にある」としのんだ。セットも仁鶴さんが晩年、NGKでの独演会の際に使用していたものを再現。大﨑会長は仁智と「お金かかってます。来年は有料でやりたいね」と、冗談半分、本気半分のやり取りで笑わせた。

 大﨑会長は入社当時に仁鶴さんのマネジャーになった話を披露。「右も左も分からんから、僕は横で見てるだけ。お迎えに行って、当時仁鶴さんが運転していたロールス・ロイスの助手席に弟子、後ろに乗るのが僕の最初の仕事やった」と明かした。思い出ばなしの中でも、クラシックのロールス・ロイスにまつわる話が続出。「阪神高速で180キロ出したら、エンジンがブワーって音がした」「屋根の窓が開くタイプで、閉めていても音がするから『どうにかしろ』と言われて、粘着テープ貼ったら、ABCテレビの2階から(車の)屋根が見えて怒られた」「加古川バイパス走ってたら止まってしまってパトカーが来た。40年前です。時効です。『仁鶴さん後ろ乗ってください』って、サングラスにコートでパトカーに乗って、サイレン鳴らして出番に間に合った。師匠は喜んでた」と、笑顔で語り合った。

 仁智は14日に行われた法要に出席し「1年たった感慨と、17日の命日にNGK、ホームグラウンドで弟子だけで落語と思い出話をするということで、気持ちも引き締まった。今日のお客さんを見て、師匠がどれだけ影響を与えていたか、落語も含めて大きさがわかった」としみじみと語った。この日の模様は27日午後0時より、BSよしもとで放送する。また、22日から26日には「笑福亭仁鶴 一周忌追善特別番組」(後9時)をBSよしもとで放送し、仁鶴さんの落語やトークを振り返る。

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