丸山茂樹の長男・奨王、プロとしてツアー初戦へ「父といつかは同じ土俵に」…長嶋茂雄招待セガサミーカップ

スポーツ報知
プロとしてツアーデビューを飾る丸山奨王(右)と父・茂樹

◆男子プロゴルフツアー 長嶋茂雄招待セガサミーカップ 17日、プロアマ日(18日~21日、北海道・ザ・ノースカントリーGC=7178ヤード、パー72)

 日米ツアー通算13勝の丸山茂樹の長男・奨王(ショーン、米カリフォルニア大ロサンゼルス校=UCLA卒)が、7月のプロ転向後、ツアーデビュー戦を迎える。開幕前日の17日は、今大会でテレビ解説を務める父に見守られながらの打撃練習などで最終調整。「まずは楽しく自分のベストを尽くすことができたらいいと思います」と決意を示した。

 プロ転向後、7月上旬に千葉県内で行われたツアー外競技には参加したが、ツアーでは今大会がデビュー戦となる。アマチュア時代の18年、19年(いずれも予選落ち)に2度出場してきた。15日に18ホール、16日は9ホールの練習ラウンドを行い「(前回から)ラフは少し伸びているかな。グリーンも(昨日の)雨で柔らかくなっているけど、試合でどうか」と攻略に意欲を燃やした。

 10歳で本格的にゴルフを始めてから、生まれ育った米国でティーチングプロをつけて腕を磨き、父・茂樹にも小さい頃からショートゲームを教わってきた。身長173センチと決して大柄ではないが、平均飛距離は300ヤードの飛ばしが武器。父も「飛ばせるなら(プロ転向も)考えていいと思っていた。(自身とは)全く別の(スタイルの)人です」と太鼓判を押す。

 2016年のウェスタン・ジュニア選手権で優勝し、名門UCLAに進んだが、2年生の時に三角繊維軟骨複合体(TFCC)を損傷し、手術を受けるなどケガに苦しみ、3、4年時はほとんどプレーできなかった。6月の大学卒業後は日本で治療しながら、練習に励んできた。この日も左手首、右腕には予防のテーピングを施す。「ゴルフができない時間が長かったので、まずはケガをしないことが一番」。父も「とにかく焦らずやってほしい。今は経験、場数を踏んでくれたら」と助言を送った。

 大学では「ケガしていたから、その分、胃が痛くなるほど勉強した」と話し、経済学部を卒業。進路は金融業など、さまざまな選択肢があった中だが、「小さい頃からずっとゴルフをしてきて、ここで諦めきれなかった。プロとして一度は頑張って…挑戦してみたかった」と偉大な父の背中を追いかける道を選んだ。目標のゴルファーを問われると「父はPGAツアーで3勝もできた。いつかは同じ土俵に立てるように頑張りたい」と真っすぐな目で話した。来季のツアー出場権を懸けた今月末からの予選会(QT)にも参加予定。22歳のチャレンジが北の大地から始まる。

 ◆丸山 奨王(マルヤマ・ショーン)2000年6月2日、米ロサンゼルス生まれ。22歳。父の影響で4歳でクラブを握り、10歳で本格的に始める。16年6月のウェスタン・ジュニア選手権で優勝。17年9月のジュニアプレジデンツカップで世界選抜入り。6月に名門UCLAの経済学部を卒業し、日本へ。7月に日本でプロ転向した。得意クラブはドライバー。名前は父が好きな英国の俳優ショーン・コネリーが由来。173センチ、67キロ。

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