東国原英夫氏、2度目の宮崎県知事選出馬を正式表明

スポーツ報知
宮崎県知事選への出馬を正式表明した東国原英夫氏

 前宮崎県知事の東国原英夫氏(64)が17日、宮崎市内のホテルで記者会見を開き、任期満了に伴う県知事選(12月8日告示、25日投開票)に出馬すると表明した。

 拍手で迎えられたスーツ姿の東国原氏は「12月に告示の宮崎県知事選に出馬をさせて頂きます」と決意を語った。「新型コロナで地方経済が冷え込み、どうやってV字回復させるか。県民の皆様に明るい前向きな未来志向の光をともしたいと強く思いました。力をすべて注いで全力で取り組んでがんばっていく決意だ」と述べた。

 公約には、新型コロナウイルスで打撃を受けた観光業や飲食業の支援、農林水産品の売り上げ拡大などを打ち出した。また、知事給与の20%削減、退職金の50%減など“身を切る改革”も盛り込んだ。

 会見場所は、2006年12月に出馬表明をした際と同じ「アートホテル宮崎スカイタワー」を選んだ。会見後は県議会に行き、各派にあいさつ回りを行う。その後は自民党県連、公明党県本部を訪問、推薦願を提出する。自民党県連は20日に会合を開き、知事選への対応を協議する。

 東国原氏は6月頃から支援者らと出馬に向けた検討を本格的に開始。集会などで「宮崎をまた盛り上げて欲しい」という前向きな意見も聞かれたが、「1期で知事を辞め、都知事選のために宮崎を踏み台にした」、「現状維持で問題ない」など批判的な意見もあった。また、家畜伝染病「口蹄疫」の流行で約29万頭の牛や豚を殺処分した経緯や自身の責任などについても説明したという。

 関係者によると、7月中旬ごろには、出馬の意向を固め、師匠のビートたけし(75)や芸能界時代の友人らにも出馬すると伝えた。 知事選を巡っては、現職の河野俊嗣氏(57)が昨年11月に4期目を目指して出馬すると表明。経済団体などが推薦を決めた。自民党本部では、4期目以降の選挙で推薦はしない方針。共産党は独自候補の擁立を模索する。現職と前職が対決するという異例の選挙戦になる可能性がある。

 ◆東国原 英夫(ひがしこくばる・ひでお)1957年9月16日、宮崎県都城市生まれ。64歳。専大卒業後、82年、ビートたけしの一番弟子となり「そのまんま東」として活動。軍団NO2として体当たり芸や作家活動を行う。00年4月、早大第二文学部入学、04年3月卒。同4月に早大政経学部入学(06年3月、退学)。07年1月、宮崎県知事に。現在は時事問題についてのコメンテーター、俳人として活躍。

 ◆これまでの政治活動

 ▼2007年1月 元知事が関与した官製談合事件で県政への不信が高まる中、宮崎県知事選挙にタレント時代の芸名「そのまんま東」として、立候補。「泡沫(ほうまつ)候補」の下馬評を覆し、26万6807票を獲得、初当選。その後は、本名の東国原英夫として活動。県職員に「裏金はありませんか? 」と問いかけるなど話題に。

 ▼同12月 「(宮崎を)どげんかせんといかん」が「新語・流行語大賞」に選出。県産品や観光地などが注目され、空前の宮崎ブームを起こす。

 ▼11年1月 宮崎県知事を1期で退任

 ▼同4月 東京都知事選に無所属で立候補。169万票を獲得するも落選。現職の石原慎太郎氏(故人)に約90万票差の2位。

 ▼12年12月 衆院選に日本維新の会から比例近畿で立候補、初当選

 ▼13年12月 党内対立が深刻化し、議員辞職。

社会

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請