【こちら日高支局です・古谷剛彦】馬産地期待の米G1馬ストラクター北海道入り 日本への適応力十分

スポーツ報知
レックススタッドへ入厩したストラクター

 2019年のBCジュベナイルターフ(米G1)を制したストラクター(牡5歳、父パレスマリス、母ミスオールウェイズレディ)が16日、繋養先のレックススタッド(新ひだか町)に到着した。雨風が強い中午前9時頃に到着したが、堂々とした面持ちで厩舎の中へ歩いて行った。

 ストラクターの父であるパレスマリス(牡12歳、父カーリン、母パレスルーマー)は、13年ベルモントS(米G1)と14年メトロポリタンH(米G1)を制すなど、重賞6勝を挙げたカーリンの代表産駒。半弟にアイアンバローズ(牡5歳、栗東・上村厩舎)やジャスティンパレス(牡3歳、栗東・杉山晴厩舎)などがおり、日本でも馴染み深い、優れた牝系だ。

 ストラクター自身は、ミスタープロスペクターの4×5、デピュティミニスターの4×4、さらに少し遠くなるがヘイルトゥリーズンの6×5のクロスもある。サンデー系牝馬やキンカメ牝馬でも、遠いところでのクロスになるので、配合しやすい点は、魅力の1つと言える。

 1月には日本での種牡馬入りが話題となっていたが、検疫期間を終え、無事にレックススタッドへ入厩したストラクター。2戦2勝で挑んだBCジュベナイルターフで、中団の内を追走し、馬群を捌いて直線で前が開くと、短い直線を一気に突き抜けた。

 その時のダイナミックなフォームと、非凡な瞬発力は、日本のレースに対する適応力を感じさせる。スマートストライク~カーリンとつながる父系で、スマートストライク産駒ではブレイクランアウトとアムールブリエが、日本で活躍した。あらゆるカテゴリーに対応できる種牡馬として、期待が膨らむ。(競馬ライター)

競馬

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×