【オールスター】脇本雄太が圧巻のスピードで完全優勝!G1は7度目の栄冠…西武園競輪

スポーツ報知
優勝した脇本雄太

 第65回オールスター競輪決勝は最終日の15日、埼玉・西武園競輪場で、優勝賞金5368万円(副賞含む)と「KEIRINグランプリ2022」(12月30日、神奈川・平塚競輪場)の出場権をかけて、準決勝を勝ち上がった9選手によって最終第11Rで争われた。

 脇本雄太(33)=福井・94期=が、同県の後輩・寺崎浩平の後位がもつれ、7番手まで車を下げて最終2コーナー過ぎからまくりを放ち優勝。5月に福島・平競輪場で行われた日本選手権に次ぎ、7度目のG1を、無傷の今開催5連勝の完全Vで成し遂げた。オールスター制覇は2018年の平以来2度目で、G1での完全Vは3度目。神山雄一郎に並ぶ快挙となった。

 2着は寺崎後位を奪い番手まくりを打った松浦悠士。3着は直線で中を割った守沢太志だった。

 レースはスタートを取った古性が寺崎―脇本を迎え入れ、4番手以下は松浦―吉沢純平―新山響平―小松崎大地―守沢―成田和也で周回。残り2周前に新山が上昇し、寺崎が突っ張り先行争いに。松浦が内をすくって2番手を奪うと、3、4番手は新山―小松崎が追う。脇本は車を下げて7番手へ。最終2コーナーから松浦、脇本がまくりが、ゴール前で脇本が松浦を捕らえ、完全優勝を遂げた。脇本の次回出走予定は22日から開催されるF1立川競輪「報知ゴールドカップ・山口健治杯」。

 脇本雄太「赤板のところで松浦君の動きを見えてなかったのは自分の技量不足。動揺してしまいました。でもこのままでは勝機はないと、下げて立て直そうとお思いました。立て直してから、まくりに行こうとするまで半周くらいかかった。最後は自分が届いているか分からず、周りに『おめでとう』と声をかけられてはじめて分かったくらい。これからも、警戒されながら、1着が期待されている中での戦いはつらいし、プレッシャーもあるが、こたえなければという使命感もあります」

 ◆脇本 雄太(わきもと・ゆうた)1989年3月21日、福井市生まれ。33歳。福井県立科学技術高卒。日本競輪学校(現・日本競輪選手養成所)94期生として、2008年7月にデビュー(福井〈1〉〈1〉《2》着)。G1優勝は、18年「オールスター」(平)、同年「寛仁親王牌」(前橋)、19年「日本選手権」(松戸)、20年「高松宮記念杯」(和歌山)、同年「寛仁親王牌」(前橋)、今年の「日本選手権」(平)に続く7度目。180センチ、72キロ、太もも60センチ。血液型A。

 2着以下のコメント

 松浦悠士(2着)「自分のできることはあれしかないと思った。まくる時に寺崎君に当たったのが痛かった。自分のやることはしっかりやったけど悔しい」

 守沢太志(3着)「松浦君が番手に行って北日本にいい流れになったけれど、みんなが力不足。やるべきことをやったけれど力不足でした」

 古性優作(4着)「松浦君にうまくこられた。1コーナーで大バックを踏んできつかった。脇本さんが強かった」

 新山響平(5着)「寺崎君の内に松浦さんが入ったのを見てフリーズしてしまった。脇本さんは強いけど、これからも戦う相手だから力の差を縮めて行くしかない」

 小松崎大地(6着)「松浦君が内に来るのは想定内。ハイペースのレースでスピードの差と力の差を感じた」

 吉沢純平(7着)「松浦君はバックを踏めなくて内へ行ったと思ったけれど狙っていましたね。自分にはその作戦は無かった。またチャンスがあると思うし頑張りたい」

 成田和也(8着)「ラインとしてはいい組み立て。ただ、ハイスピードで一杯でした」

 寺崎浩平(9着)「松浦さんがすくってくることは考えていなかった。突っ張ってみんなの脚を削ることはできたと思う」

ギャンブル

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×