J1札幌 新加入の韓国代表FW金健熙が初練習、1トップ起用が濃厚な身長186センチ大型ストライカー

スポーツ報知
ミニゲームで競り勝って前に出る、札幌の新外国人FW金健熙

 J1北海道コンサドーレ札幌に加入した韓国代表FW金健熙(キム・ゴンヒ、27)が、初練習で猛アピールを演じた。12日に来日した金は14日、宮の沢でチームに合流。いきなりフルメニューをこなし、ミニゲームでは両足で強烈なシュートを放つなど存在感を示した。身長186センチの大型ストライカーは、目標としてきた初の海外でのプレーに意を強くし、上位浮上の力となることを誓った。

 金自身が第一声で口にした持ち味が、期待を膨らませた。「どんな監督でもチームメートでも適応できるのが、自分のストロングポイント」。今季は残り9試合と時間は少ない中での加入も、結果を残す自信はある。「札幌のサッカーは映像などでよく見てきたので。早く安定した順位にいくための力になりたい」。11位からの浮上へ、死力を尽くす。

 待ち焦がれた舞台になる。「韓国はフィジカル中心だが日本はテクニカル。自分の好きなスタイルなので、Jリーグには前から興味を持っていた」。昨年末から複数クラブが関心を寄せる中、最後まで熱心に声をかけたのが札幌だった。代表で一緒だった元札幌GK具聖潤(28)にも情報収集し「サッカー的にも札幌はすごくいいチーム」と聞かされた。「海外で違う文化に触れるのは人間的にも成長できる」と初の国外でのプレー先に、札幌を選んだ。

 札幌では1トップで起用されることが濃厚。「DFを背負ってのプレーや、周囲との連係も得意」と言う特徴は、札幌のサッカーで生きる可能性は高く、試合途中に採用されることも多い2トップも「問題なくできる」と不安はない。加えて「元々右利きだが今は両方が利き足」と話す通り、14日の初練習でも両足で強烈なシュートを放ち、対人の強さも随所に披露した。「試合から1か月遠ざかるので状態はまだまだ」と言ったが、初日から能力の一端は、しっかり見せた。

 「すしは毎日食べたいくらい」と笑顔を見せる程の日本食好き。13日の神戸戦観戦に札幌ドームへ向かう道中の街並みも気に入った。4月に結婚した妻は月内に来日する。新生活を最高のものとするため、金が札幌で努力を重ね、成功をつかみにいく。(砂田 秀人)

 ◆金 健熙(キム・ゴンヒ) 1995年2月22日生まれ、韓国・全州市出身。2002年の日韓W杯を見た影響で、小2からサッカーを始める。16年に韓国1部の水原三星に加入。19年は同1部の尚州尚武に期限付き移籍。20年に水原三星に復帰し、今年7月まで所属。8月5日に札幌への完全移籍が発表された。同国のU―20、U―23代表の他、今年1月のアイスランド戦でA代表デビューを果たした。186センチ、79キロ。背番号37。両利き。

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