【オリックス】先発抜てきビドルが5回無失点の快投 首位・西武に2・5差と再接近

スポーツ報知
試合後、ビドルを労う中嶋聡監督(左)(カメラ・石田 順平)

◆パ・リーグ ソフトバンク2―10オリックス(14日・福岡ペイペイドーム)

 中嶋監督の起用がピタリとハマった。「ビドルが頑張ったから、打線もつながったと思う」。米マイナー時代の15年以来で来日初先発のビドルが、5回2安打無失点で4勝目。3カード連続勝ち越しで今季最多タイの貯金4とし、2位・ソフトバンクに1ゲーム差、首位・西武に2・5差と再接近した。

 救援として今季加入し、33試合に登板してきたが、力任せの投球で制球を乱すことが多く、6月以降は勝ちパターンを外れていた。しかし、中嶋監督は適性を見抜いていた。「力感が取れたらすごくいいな、と思っていた」と、今月初旬に先発転向を伝えた。新型コロナ陽性で山岡、椋木が離脱し、先発陣が手薄な中、ファームでの4イニング登板を経て先発に抜てきした。

 身長196センチの左腕は、高山投手コーチからイニングごとに「(力感は)80%な!」と助言を受けながら、3回まで1安打投球。4回1死満塁では中村晃、リチャードを計3球で片付け、心配された四球も2つだけ。ヒーローインタビューで「正直、何が起こったか分からない。完投した気分だった」と大喜びした。

 先発ではスタミナ不足だったワゲスパックは7月下旬にリリーフに転向させ、セットアッパーとして機能している。外国人も適材適所で活用するナカジマジック。逆転連覇のパズルに必要なピースを、巧みな起用で埋め込んだ。(長田 亨)

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