広島の大瀬良大地投手が13日、出場選手登録を抹消された。12日の巨人戦(東京D)で今季最短タイ3回5失点で降板。ここまで先発19試合で7勝7敗、防御率4・46の成績だった。
7月1日の同カード(マツダ)で7勝目を手にして以降、6戦続けて白星から遠ざかり、その6戦のうち3戦が3回降板と苦しい投球が続いていた。前夜の試合後には「受け止めて現状打破していかなきゃいけない思いでしかない」と話す一方で、佐々岡真司監督は今後について「ちょっと考えている」と語っていた。
チームは今季4度目の4連勝中で3位・阪神に0・5ゲーム差の4位と勢いを取り戻しつつあるが、先発陣は苦しい状況にある。床田が右足関節骨折、アンダーソンが上半身コンディション不良で離脱している。今回再調整となった大瀬良を含め、シーズンここまで先発陣を支えてきたうちの3人がローテから外れることとなった。