J2横浜FC DF中村拓海インタビュー後編 J1昇格の鍵に握る21歳が夢も語る

スポーツ報知
横浜FC中村拓海

 J2横浜FCのDF中村拓海がスポーツ報知のインタビューに応じた後編。四方田修平監督の下、主に3バックの一角として今季23試合に出場。昨季まで在籍したFC東京時代は右サイドバックだったが、新天地での成長を実感している。現在首位を走るチームでの昇格への思いや夢を語った。(取材・構成 山田 豊)

 ―今季横浜FCに来て、四方田修平監督が指揮する中で新しいサッカーをしている。

 「すごい自分的には合っている。攻撃的なサッカーで、監督が求めていることもレベルが高い。常に考えながらやらないといけないので、すごく成長できる。試合に出ながら成長できているのが一番いいこと」

 ―攻撃的なプレーが売りだが、生かせている充実感は?

 「自分のところから攻撃し、右サイドからいい形で崩したり、点が取れたときはすごいうれしい。練習でやってきたことが出てるなと感じる。FWに小川航基選手やサウロミネイロ選手ら得点能力に長けてる選手がいる。自分がボール持ったら動き出してくれるので、ボールを合わせればいいというのは、すごい大きい」

 ―FC東京では主に右サイドバックで出場していた。今やっている3バックの右はどうか?

 「DFの選手ということは忘れてはいけない。J2は蹴ってくるチームが多い中でまずヘディングで跳ね返すことを心がけている。今は自分が一番後ろにいるということで、前の選手を動かすようになった」

 ―前の選手を動かすことについては?

 「FC東京の時は、隣に渡辺剛さん(現ベルギー1部コルトレイク)だったり、森重真人さんがいた。動かされていたり、動かしてもらっていた印象が強かった。今は自分が動かす立場になって、2人のすごさを感じた」

 ―そういう立場になって感じることは?

 「声一つで苦しい状況や危ないシーンを作らなくて済む。声掛けるタイミングだったり、予測や人を先に動かすなどはもっとやっていかないといけない」

 ―お兄さんの駿選手もJ3のYS横浜でプレー。大分の下部組織から東福岡高に進んだ経歴も同じだ。

 「兄とは何でも話せる仲。年子だし、サッカーのこともプライベートも何でも喋る。兄はすごい礼儀正しい、優等生。僕はそういうのじゃないんで…(笑い)すごい良いなと思っている」

 ―夢や目標は?

 「欧州クラブでのプレー、欧州CL出場などいろいろあるけれど、一気には行けない。日々の積み重ねが、そういう舞台に自分を連れていくはず」

 ―横浜FCでJ1に再挑戦したいという思いは?

 「いい選手もブラジル人もたくさんいて、すごいみんな個性がある。J1でも全然できるはず。まずはJ1昇格をして、さらにいいチームにしていけたらいいと思う」

 ―現在2連敗中で、13日にホーム群馬戦がある。

 「ホームですし、前期もアウェーで3―0から3―3に追いつかれた。全員気を引き締めてる。しっかり調整してやることやってちゃんと勝ちに繋げられるはず」

 ―今後に向けての意気込み。

 「J2の残り試合も少ない。ここからが一番大事な時期だと思う。チーム一丸となって、昇格に向けて一つにまとまってやっていきたい」(終わり)

 ◆中村 拓海(なかむら たくみ)2001年3月16日、大分県生まれ。大分U―12、同U―15、東福岡高を経てFC東京に入団。179センチ、70キロ。利き足は右。独身。兄・駿はJ3のYS横浜所属。

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