10勝10発 大谷翔平が次に狙うのは規定投球回到達 中5日、毎回6イニングで達成だ…担当記者が占う

スポーツ報知
試合中、ベンチでナインと談笑する大谷(カメラ・泉 貫太)

◆米大リーグ アスレチックス4―5エンゼルス=延長12回=(10日、オークランド=オークランドコロシアム)

 【オークランド(米カリフォルニア州)10日(日本時間11日)=ペン・安藤宏太、カメラ・泉貫太】エンゼルス・大谷翔平投手(28)は、ベーブ・ルース以来104年ぶりの「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」を達成した翌日のデーゲームに「2番・DH」でフル出場し、4打数1安打、1敬遠四球だった。打球が当たった左足の状態は良好で次回登板は中5日で15日(同16日)の本拠・マリナーズ戦に内定。初の規定投球回到達も視野に入れる大谷の今後を安藤宏太記者が「占う」。

 偉業から一夜明けても、大谷は元気いっぱいだった。いきなり初回に左前安打をマークすると、アウトにはなったが、4回の2打席目には左翼へ飛距離358フィート(約109メートル)の大飛球を放った。延長11回無死二塁ではメジャー最多11個目の申告敬遠。チームは約2か月ぶりの3連勝で、大谷にも笑顔が広がった。

 前日は10勝目を挙げてベーブ・ルースの記録に並び、打っては米通算118号本塁打でイチロー氏を超え、日本人歴代単独2位に浮上した。打球が左足に直撃し、大事を取って途中交代したが、ネビン監督代行は状態を「グレート。元気だ」と軽症を強調。迷いなくラインアップに名前を並べた。

 さらに登板翌日ながら、早くも次回登板日が中5日と発表。プレーオフ進出は厳しい状況だが、大谷中心のローテを組む考えを示した。8日(同9日)に7回無失点と好投したスアレスと入れ替えてまで大谷の中5日にこだわった。

 数々の偉業を成し遂げ、チーム状況も苦しい中、新たなモチベーションになりそうなのが、メジャーで自身初の規定投球回到達(162回)だ。ここまでチームは112試合で、大谷の投球回は111。中5日ならば残り9登板が見込まれ、毎回6イニングを投げれば到達する。

 今季19登板で6イニング以上投げたのは13度。中5日は6度で、中6日以上も多かったが、タフさも求められる。中4日がスタンダードなメジャーで、中5日以上を空ける大谷が規定到達となれば、それだけ安定して長いイニングを投げていることの証しになる。「健康でいい状態で最後まで投げきったり、試合に出るのが目標」と話していた大谷。規定投球回&規定打席をダブルクリアとなれば、二刀流の価値をいっそう高めることになる。
(安藤 宏太)

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