横浜FM、新加入FWヤンマテウスが練習合流「目標を達成するためベストを尽くしたい」

横浜FMに新加入したFWヤンマテウス(クラブ提供)
横浜FMに新加入したFWヤンマテウス(クラブ提供)

 ポルトガル2部のモレイレンセから、J1首位・横浜FMに新加入したブラジル人FWヤンマテウスが11日、横浜市内での練習後にオンライン取材に応じ、「チームの目標を達成するためベストを尽くしたい」と気合を込めた。ヤンマテウスはこの日から練習に合流している。

 元U―17ブラジル代表の経歴も持つ23歳のヤンマテウスは、「偉大なクラブということもあるし、選手としてはタイトル争いをするチームでプレーがしたい。このチームの野望が見え、すべての大会でタイトルを争う力があるマリノスでの挑戦を決めた」と移籍の理由を説明。ブラジル人選手が横浜FMにはすでに5選手が在籍しているが、同じビトーリア(ブラジル)の下部組織出身であるFWレオセアラの助言も決断を後押ししたという。

 左利きアタッカーで、左右のウィングをこなす。右サイドを主戦場とするが、現在のチームでは日本代表FW宮市亮の前十字靱帯(じんたい)断裂による長期離脱もあり、左FWでの活躍が期待されるところだ。昨季、チームは2部に降格したものの、自身はポルトガル1部で31試合6得点をマーク。「攻撃の選手なので、得点やアシストで貢献したい。ベストを尽くせば数字は伸びてくる。1対1が好きだし、チームメートを使いながら連係してプレーするのも好き。いろんな形で得点を決められることが特徴で、エリアの中でも外でも得点に絡める。マリノスはすごく攻撃的なサッカーをするし、ボール保持もする。自分のプレースタイルとマッチすると思う」とイメージしながら自信を示した。

 登録上、13日の湘南戦(日産ス)や今月18日に神戸とのラウンド16(埼玉)を迎えるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)にも出場可能。チームは8月に入って公式戦3連敗中だが、ヤンマテウスは「選手としては次の試合を戦いたい。判断するのは監督やコーチだが、準備はしておく」と新天地デビューに意欲を燃やした。10試合を残すリーグ戦での3季ぶりタイトル獲得へ、攻撃の起爆剤となる。

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