【甲子園】富島は甲子園初勝利ならず 浜田監督「選手の力を引き出せなかった。監督の力がなかった」

試合後、富島ナインは試合に負けてアルプススタンド応援席に挨拶をする(カメラ・岩田 大補)
試合後、富島ナインは試合に負けてアルプススタンド応援席に挨拶をする(カメラ・岩田 大補)

◆第104回全国高校野球選手権大会第6日 ▽2回戦 下関国際5―0富島(11日・甲子園)  下関国際

 富島(宮崎)は春夏3度目の出場となったが、今回も全2回同様に初戦敗退となった。

 相手先発左腕の古賀康誠(3年)の前に4安打ながら5四球を選んで走者をためながら、決定打に欠けた。6回も敵失と四球などで2死満塁のチャンスだったが、代わった2番手・仲井慎(3年)の前に1番打者の坂本竜哉(3年)が空振り三振を喫した。その後は3イニングいずれも3者凡退に抑え込まれた。

 浜田登監督は「送りたい場面、エンドランと、そういう場面で外されてしまった」と思い通りに攻撃できなかったことを悔やんだ。

 先発右腕の日高暖己(3年)は9回を162球、一人で投げ切り13安打5失点ながら9三振を奪った。指揮官は「緊張があったで、打球が風に流されて風な形も多くあった」とねぎらった。

 「選手の力を引き出せなかった厳しい戦いだった。コロナの対策などもして、限られたで調整できていたと思うが、監督の力がなかった」と浜田監督は自身を責めた。これで、宮崎勢は3大会連続初戦敗退(21年の宮崎商の不戦敗を含む)となった。

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