◆パ・リーグ オリックス6―1楽天(11日・京セラドーム)
楽天は今季初先発となった弓削隼人投手が5回途中、2被本塁打を含む9安打5失点でKO。チャンスを生かせず初黒星を喫した。オリックスと入れ替わりで4位後退となり、石井一久監督「チャンスは自分で切り開いていくもの。自分のパフォーマンスを出していかないと定着は厳しい。全体的に(制球が)アバウト。カウントの使い方、意味をもうちょっと学んで、その時に応じた投球をしていくことが大事」と厳しく指摘した。
打線は宮城の前に沈黙。7回に浅村の19号ソロで完封負けを阻止するのがやっとだった。石井監督は「四球で崩れる投手じゃやないのでそのなかで2安打だと厳しい」と振り返った。
福岡、大阪の敵地6連戦は2勝4敗と負け越しとなった。12日からは本拠地で首位西武3連戦が待つ。正念場がやってきた。