◆パ・リーグ 日本ハム―西武(11日・札幌ドーム)
日本ハム・新庄剛志ビッグボスが前日10日の西武戦(札幌ドーム)で「ボナファイド(bona fide slide=正しいスライディング)ルール」を適用された清宮幸太郎内野手のスライディングについて、持論を語った。
場面は同点の8回1死一、二塁。近藤の打球が二塁へのゴロとなると、スタートを切っていた清宮はスライディングで二塁へ。その瞬間に相手二塁手・外崎からボールを受けた遊撃手・源田と交錯した。リプレー検証後、判定がアウトになった上で、笠原球審は「ただいまのプレーで清宮選手はアウト。そして危険なスライディングとして、ボナファイドルールを適用して打者走者の近藤選手もアウトといたします」と説明した。
ビッグボスは「ベースから足が越えてしまったらああいう審判の判断になる。危険なスライディングには思えなかったけど、そういうルールがあるのであれば、そうならないように練習してもらって」とし、「でも必死ですからね。セーフになりたいという気持ちが(ベースに)近くなるので。でもルール的にそうなら何も言えない。けがとかを考えてみんなでミーティングとかをやってつくったルールなので」と話した。