【ロッテ】佐々木朗希6回10K3失点力投も3戦白星なしで自力V消滅…2者連続スクイズに足スクわれた

スポーツ報知
6回3失点10奪三振と力投した佐々木朗希(カメラ・今西 淳)

◆パ・リーグ ロッテ3ー4ソフトバンク(10日・ZOZOマリン)

 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が10日、ソフトバンク戦(ZOZO)に中6日で先発し、6回3失点10奪三振と力投も、本拠地での今季初黒星を喫した。6月22日の西武戦(ZOZO)を最後に3試合白星なし。首位の西武が引き分けチームは自力Vが消滅したものの、次回以降につながる怪物の高い修正力を片岡優帆記者が「見た」。

 試合序盤の佐々木朗を見て、珍しく制球が定まっていない印象を受けた。158キロの直球を引っかけてショートバウンド、フォークやカーブが左打者の外角高めに大きくすっぽ抜ける場面もあった。好調時には見られないシーンだった。

 左翼から右翼方向に吹く最大風速12メートルの強風の影響も少なからずあったと推察する。2回、柳田にカーブを右翼席へ運ばれた。その後1死二、三塁から川瀬、甲斐の2者連続スクイズで計3失点。川瀬のバントは本塁にグラブトスを試みるも後逸して、オールセーフで失策が記録された。ZOZOでは今季9試合目の先発で、初の複数失点だった。

 ただ、ここから怪物が本領を発揮した。「2回だけ単調なフォーム、単調なボールになり、そこが打たれた原因だと思う。その後はしっかり修正できて良い形で投げることができた」との言葉通り、3回以降二塁を踏ませず。4回2死一塁の甲斐から5者連続三振を奪った。そのうち今宮、牧原大、柳田は直球で空振り三振。最速160キロ。相手を圧倒する本来の朗希だった。

 高い修正能力は数字で見ても明らかだった。ストライク率は2回まで63%に対し3回以降は77%に上昇。荒れ気味だった序盤から立て直し、終わってみれば6回無四球にまとめ、今季7度目の2ケタとなる10奪三振を記録した。

 完全試合のような無双状態でなくても、試合中に試行錯誤しながら試合を作ったのは今後への貴重な財産になる。チームは後半戦2勝9敗で借金5。打線が投手を援護できない試合が多いが、この日の朗希は確かな手応えを得て降板したに違いない。進化を続ける怪物に白星がつく日も近いだろう。(遊軍・片岡 優帆)

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