ベーブ・ルースが甲子園で戦う貴重映像も…「野球の神様」の生家を訪れ感じた大谷104年ぶり快挙の必然

スポーツ報知
オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ近くにあるベーブルース記念館(カメラ・泉 貫太)

 エンゼルス・大谷翔平投手(28)が1918年のベーブ・ルース(Rソックス)以来104年ぶりの「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」の偉業を達成した。敵地・アスレチックス戦に「2番・投手」で先発。6回4安打無失点の好投で、今季4度目の挑戦で自身初の10勝目を挙げた。7回には自ら大記録に花を添える25号ソロも放ち、日本人選手ではイチローを超えて単独2位となる通算118号に達した。

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 7月に、ベーブ・ルースの“原点”を訪ねた。メリーランド州ボルティモアにある生家は、今は博物館として残されている。オリオールズの本拠・オリオールパークから徒歩5分ほど。球界に名を残した英雄の博物館としては控えめに、住宅地の一角に建っている。

 3階建ての生家は、大部分がリフォームされているが、寝室などは100年以上前のにおいが残っているかのような趣がある。バット、ボール、写真、映像、音声など当時の大記録を証明するようなお宝がずらりと並んでいる。

 だが、最も驚いたのは日本に関連する展示物が多いことだ。当時は今のように気軽に日米を往復することができないのは容易に想像がつく。それでも1934年には日米野球で来日。日本全国を転々としながら18試合を戦ったという。

 その中には当時の甲子園で戦う貴重映像や写真、阪神と甲子園が贈呈したレリーフがあり、東京・帝国ホテルに宿泊した際のハッピ、さらには王貞治さんのバットまであった。時を経て、104年ぶりに二刀流の大台ともいえる「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」に大谷が足を踏み入れた。世界中から集まった選手がプレーする中で、日本人の大谷がルースの記録に並んだのは、必然だったのかもしれない。(安藤宏太)

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