大谷翔平、104年ぶりダブル2ケタ自ら祝砲!師匠イチロー超え日本人単独2位 通算118号

スポーツ報知
7回無死、右越えに今季25号となるソロ本塁打を放つ大谷翔平。通算本塁打でイチローを越えた(カメラ・泉 貫太)

◆米大リーグ エンゼルス5―1アスレチックス(9日・オークランド・オークランドコロシアム)

 【オークランド(米カリフォルニア州)9日(日本時間10日)=ペン・安藤宏太、カメラ・泉貫太】エンゼルス・大谷翔平投手(28)が1918年のベーブ・ルース(Rソックス)以来104年ぶりの「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」の偉業を達成した。敵地・アスレチックス戦に「2番・投手」で先発。6回4安打無失点の好投で、今季4度目の挑戦で自身初の10勝目を挙げた。7回には自ら大記録に花を添える25号ソロも放ち、日本人選手ではイチローを超えて単独2位となる通算118号に達した。

 偉業の祝砲を、一直線に右翼席に突き刺した。7回先頭の4打席目。大谷は、1ボールから、2番手左腕・セルマンのスライダーを迷いなく振り抜いた。出場5試合ぶりの一発は、25号ソロ。今季2本目となる投打同時出場の試合での本塁打で、自ら10勝目を大きく引き寄せるダメ押し点をたたき出した。

 メジャー5年目で通算118本塁打。イチローを抜いて、175本の松井秀喜に次ぐ日本人歴代単独2位に躍り出た。大谷にとってイチロー氏は、メジャー1年目だった18年の開幕前に打撃のアドバイスをもらうなど、慕ってきた“師匠”の1人。小学校時代からプレーを見て憧れてきた、雲の上の存在だった。米通算3089安打のイチロー氏が19年間かけて積み上げた117本塁打。イチロー氏がホームランバッターではないことを理解しながら、「タイプ的な違いはあると思いますけど、一部の記録を超えられて光栄ですし、もっともっと打ちたい」と喜びをかみしめた。

 日本人通算700号という節目の一発でもあった。左足の痛みに加え、点差が広がったため、8回に代打が送られた。敵地で観客は9351人ながら大ブーイングが球場にこだました。それだけ大谷のスイングはメジャーのファンをとりこにしている。オークランドは、18年に初安打を放ち、初勝利を挙げ、今季も5月に米通算100号を放つなど、何かと節目の記録を達成した縁起のいい球場でもある。

 ネビン監督代行は大谷の左足の状態について「彼は元気だ。あしたもプレーすることができるだろう」と説明した。7日(日本時間8日)の試合でも左足をスパイクで踏まれてもん絶。思わぬアクシデントが続いているが骨には異常がなく、本人は試合に出ることにこだわっている。「ちょっとアクシデントは多いですけど、なるべく出られる試合は出たい」。試合に出続けさえすれば、残り57本となった“ゴジラ超え”もそう遠くはないだろう。

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