羽生結弦さん 10万人に届けたアスリートの姿「泥臭い、必死にもがいて練習する姿があるんだと見ていただきたい」 一問一答(1)

スポーツ報知
練習公開を実施した羽生結弦さん(カメラ・矢口 亨)

 プロ転向を表明したフィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦さんが10日、仙台市内で練習を公開する「Share Practice」を行った。この公開練習は、公式YouTubeチャンネル「HANYU YUZURU」でライブ配信。10万人以上の視聴者がプロとしての初滑りを見守った。練習後、取材に応じた羽生さんの一問一答は、以下の通り。

 ―今回の公開練習の意図は

 「まず、自分がこれからプロとして活動して行くにあたって、なんか練習の行程とか、なんですかね。やっぱり4回転半についても、やっていくっていうことを見せる機会って中々ないなっていうふうに思っていて、それでも自分の練習やっぱ見たいなと思って下さる方もいらっしゃいますし、そういう中で、なんか自分のアスリートらしさというか、根本的にある、さらに追求し続ける姿みたいなものを、見ていただく機会になればいいなというふうに思って、こうやって練習を公開するというイベントを作ってみました。まあ、ほんとに急きょだったので、やれる演目だったりとか、かけれる曲だったりとか、かなり限られた中ではあったと思うんですけど、でも五輪と同じ構成の、平昌五輪のときと、同じ構成の『SEIMEI』をノーミスするってことが今回の目標であって。あの時よりもうまいんだっていうことを証明したいみたいな、自分の中でそういう強い意志があって、今日最後まで、滑りきらせていただきました」

 ―「SEIMEI」を選んだ理由は

 「やっぱり平昌五輪で、SEIMEIのイメージがかなり強いと思うんですよ。ただ、あのときノーミスにしきれたわけではなかったですし、もちろんリカバリーとかうまくいったなと思う点はありましたけども、でも、あの時に、本来したかった演技っていうのは、やっぱり足首の状態含めてなかなか出来なかったですし、あの時にまだそこまで確率が良かったわけではなかったので。今回自分としては、あれから成長しているってところを見せたかったっていうのが、一番強かったなあと思います」

 ―3回滑って、羽生結弦らしさが見えた

 「いやー、あの本来の練習でも3回続けて、もっと、間のトランジションとか抜いたりとかしますけど、3回続けて練習するみたいなことはやっているので。実際の練習光景にちょっと近いです。実際は3回ノーミスとかするんですけど。ちょっと今日は気合入りすぎて絡まっていた部分もあったかなとは思います」

 ―同時にユーチューブで配信。10万人を超えた

 「まあ実際の話をすると、配信とかもすごく、自分の楽曲を使っているわけではないので、お金がかかったりとか、っていうところもあるんですけど。でも、今回は無料で見ていただけたらなあというふうにも思って、無料で公開しました。実際これから、自分が使っていきたい楽曲とか、いろんなことを含めて申請とかしていくと、もっともっと莫大なお金がかかってしまうかもしれないんですけど、これから、どうしようかなって、チャンネル自体も活動もどうしようかなってことはちょっと考えてはいるんですけど、でも皆さんに、羽生結弦って根本的にこういう練習をしてるんだとか、フィギュアスケートって、すごい華やかなイメージあると思うんですけど、その中でこんなに泥くさい、本当にもう必死でもがいて、練習している姿があるんだなっていうのを、ちょっと見ていただきたいなと思って。少しでも、スケートに興味ない方でも見ていただけるようにしたいなと思って公開させていただきました」

 ―4回転ループ―3回転トウループの意味は?

 「本当は、ループトウにするか、ループアクセルにするかとか、いろいろ悩んだんですけど。でもなんか、今回はSEIMEIをノーミスすることが目標だったので、ループトウくらいにしておこうかなと思いました。実際は、ループのコンビネーションジャンプとかもしっかり練習してて、本番に組み込めるほどの確率の高さはなかった。これから自分がやっていきたいと思う活動の中で、そんな難易度のものをやる必要があるのかとか、ということを考えると、得点的にもおいしくないしなとか思うと、まあやる必要ないかもしれないんですけど、ポテンシャルとして、ここまであるぞってところはちょっと見せたかったです」

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