テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は10日、この日発足する第2次岸田改造内閣の全ての閣僚の顔ぶれとポストが固まったことを報じた。
それによると初入閣は9人で14人の閣僚が入れ替わった。スタジオで政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「刷新感がない。変わったって感じがしないと思った」と指摘した。
続けて「去年10月、岸田内閣できた時は、初入閣が13人いたんです。今回9人なんです。再入閣は前回は4人、今回は5人いるんです。だから前に見た人がまた入ってきているっていう感じ。初めて見る人は少ない」とし「去年10月の組閣した時は総選挙を控えていたんで選挙向けに見栄えのする内閣にしないといけないというので、初めての人、女性を多く登用したりしたんですけど、今回はそうではなくて仕事をやろう、挙党体制を重視しようと。組閣の狙いが違うんです」と解説していた。
さらに「岸田さん自身、刷新感を狙ったものではなくて仕事を進められる、政府与党が一致結束してできる体制を作ろうという狙いだったんです」と指摘した。