【甲子園】敦賀気比、大雨被害のあった地元・福井へ勇気届ける春夏通算30勝目

スポーツ報知
9回2死、敦賀気比・竹下海斗(右)は1年生でマウンドに上がり抑えて先発した上加世田頼希(左)から祝福される(カメラ・岩田 大補)

◆第104回全国高校野球選手権大会第3日 ▽1回戦 敦賀気比13―3高岡商(8日・甲子園)

 敦賀気比が、大雨被害のあった地元・福井へ3大会連続の初戦白星を届けた。高岡商との両軍計30安打の打撃戦を制し、同校の甲子園春夏通算30勝目。自身の同20勝目となった東哲平監督(42)は「知り合いで被害に遭われた方も、たくさんいる。少しでも勇気づけや元気づけになれば、ありがたい」とかみしめた。

 チームが大阪入り後の3日から5日にかけて記録的な大雨が列島を襲い、福井県内でも土砂崩れなどの被害が出た。2安打2四球で4得点と気を吐いた主将の春山陽登(あきと)は「(大雨の影響で)来られない方も。『テレビで応援しているから』と声かけをしてもらった。その気持ちを裏切りたくなかった」と特別な思いを明かした。

 今春センバツ初戦で広陵(広島)に0―9と大敗した悔しさも、少し晴らした。エースで4番の上加世田頼希は「まだまだ、これから。去年の先輩のベスト8を越せるように。甲子園の借りは、甲子園で返せたら」と力を込めた。(宮崎 尚行)

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