【甲子園】日本文理のエース・田中晴也 昨夏のリベンジ果たせず「もう一度やり直したいけど…」

スポーツ報知
日本文理・田中晴也

◆第104回全国高校野球選手権大会第3日▽1回戦 海星11―0日本文理(8日・甲子園)

 3大会連続で甲子園に出場した日本文理(新潟)は、海星(長崎)との初戦を0―11で敗戦。打線は8安打を放つも12残塁で、5年ぶりに聖地で白星をつかむことはできなかった。

 先発は最速150キロのプロ注目右腕・田中晴也投手(3年)は。今春の県大会で爪を割るアクシデントや、夏の準決勝で右手人差し指のまめを潰すなどけがを抱えながら、この日は最速148キロをマークした。しかし、初回2死一、二塁。5番の西村陽斗捕手(3年)から右中間に適時三塁打を浴びて2点を失うと、3回には遊ゴロの間に1点を許した。6回には連打で4点を奪われ、6回8安打7失点と苦しい内容となった。

 昨夏は2年生ながらエースとして初めて甲子園で登板し、敦賀気比(福井)を相手に8回15安打8失点と打ち込まれ、初戦2回戦で敗退。「聖地だけど勝たないと聖地とは呼べない」という言葉を胸に再び甲子園の土を踏んだが、リベンジを果たせず「悔しい気持ちも1番強いし、勝てる自信を持って望んだので、こういう結果になって悔しいです」と唇をかんだ。

 小学2年の夏と小学6年の春に甲子園に訪れた田中。母の靖子さん(48)は「(本人にとって)特別な場所だと思う」とマウンドに立つ息子を見守った。

 入部してからの2年半を「もう一度やり直せるならやり直したいけどできないのが高校野球。この経験をこれからの野球人生に生かしたい」と振り返り、今後の進路については「自分にとって一番いい選択をしようと思う」と明言は避けた。

 「晴れた空のように爽やかな人になってほしい」という願いが込められ晴也と名付けられた。最後の夏は終わったが、甲子園に広がる青く澄んだ空のように未来は広がっている。

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