【ソフトバンク】藤井皓哉、あるぞ中日・浅尾拓也超え防御率0.41「任された回をゼロで」現在0.50

藤井皓哉
藤井皓哉

 ソフトバンク・藤井皓哉投手が8日、シーズンのゼロ封継続を誓った。現在、11試合連続無失点中の右腕は「任されたイニングをゼロで終わることが大事になってくる。ゼロに抑えることがチームの勝利、勝ちにつながっていく」と意気込んだ。

 独立リーグの高知から加入した今季は、開幕前に支配下登録され、34試合の登板で4勝0敗、1セーブ、11ホールド、防御率0・50と驚異の数字を残している。森、又吉らが離脱した現在は、セットアッパーに抜てきされ、守護神・モイネロにつなぐ「8回」を任されるようになった。

 「勝ちゲームで投げる方が、球場の雰囲気も含めて多少なり違うことはありますけど、その中でも自分は変わらず投げていきたい」

 シーズン初登板だった3月26日の日本ハム戦(ペイペイD)で1点を奪われた後、21試合連続無失点と抜群の安定感を見せた。交流戦の最終カードだった6月21日のヤクルト戦(ペイペイD)で再び1点を奪われ、同下旬には新型コロナに感染したが、復帰後も安定したピッチングを続けている。中継ぎとしては伝説の記録である11年の中日・浅尾拓也(現2軍投手コーチ)の防御率0・41の更新も視野に入ってきた。

 ここまでは2連投が最多だが、藤本監督は佳境を迎えるペナントレースの中で、3連投の解禁も明言している。「なるべく疲れを残さないようにやりたい。10球ぐらいで肩はできるんですけど、シーズン序盤は作る回数も多かったので、球数を抑えたり、強度を落としたりとか。ブルペンとゲームは別物という考え方で、オンとオフをしっかりできるようにやっています」。一度はカープを戦力外になった苦労人が、球界を代表するリリーバーへの道を歩んでいる。(表 洋介)

 ◆救援投手の防御率 過去に50イニング以上登板したリリーフ投手で防御率が最も良かったのは、11年の中日・浅尾の0・41。これに続くのが98年の横浜(現DeNA)・佐々木の0・64。藤井は現在、35回2/3を投げており、このまま自責点を奪われずに50イニングに届くと、防御率は0・36となる。昨季は広島・栗林が0・86、西武・平良が0・90をマーク。楽天・松井も43イニングだったが、0・63の数字を残した。

 ◆藤井 皓哉(ふじい・こうや)1996年7月29日、岡山・笠岡市生まれ。26歳。小学3年からソフトボールを始め、笠岡西中では軟式「オール笠岡ドリームス」に所属。おかやま山陽高では甲子園出場なし。14年ドラフト4位で広島入団も20年オフに戦力外となり、独立リーグの高知入団。21年12月にソフトバンクと育成選手契約を結びNPB復帰。今年3月に支配下選手に昇格。NPB通算48試合に登板し、5勝0敗1セーブ、12ホールド、防御率3・39。183センチ、89キロ。右投左打。推定年俸650万円。

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