J1清水が自動降格圏脱出! FWカルリーニョスジュニオが決勝ヘディング弾

スポーツ報知
今季初ゴールを決め、ひざまずいて喜びをかみしめる清水FWカルリーニョスジュニオ(中央)

◆明治安田生命J1リーグ ▽第24節 清水2-0FC東京(7日、味スタ)

 清水エスパルスはFC東京を2―0で破り、自動降格圏を脱出した。後半13分にFWカルリーニョスジュニオ(27)が今季初得点となる決勝のヘディング弾。約2年半ぶりに声出し応援が解禁された一戦で、サポーターに歓喜をもたらした。

 あふれる思いを抑えきれなかった。0―0の後半13分。清水FWカルリーニョスは、右サイドからのクロスに反応。日本代表DF長友の頭上から豪快なヘディングをたたき込み、好機を何度もつくりながら決めきれなかったチームに、先制点をもたらした。ピッチに右膝をつきながら目元を押さえ「少し、感情的になってしまった」と今季初ゴールをかみしめた。

 今季は右膝の故障で出遅れ、1月には母が帰らぬ人となった。20年は29戦10得点と攻撃の中心にいたアタッカーは「今年は肉体的にも精神的にも、苦しい時期が長かった」と、逆境にあえいでいた。

 復帰後、初のホームとなった4月23日のルヴァン杯名古屋戦。アイスタに到着したチームバスの窓から、ポルトガル語で「お母さんはいつも見守ってるよ。頑張れカルリーニョス!」と記された横断幕が目に飛び込んた。「驚いたし、愛情がうれしかった。サポーターに喜びをもたらすために、ピッチで戦う」。中盤の両サイドポジションもこなし、守備にも汗を流し、ようやく訪れた待望の瞬間だった。

 声出し応援が約2年半ぶりに部分解禁された一戦で、今季初ゴール&決勝点。後半18分に交代で退く際には、大歓声に右手を上げて応えた。「いいときでも悪いときでも、サポーターは背中を押してくれる。今日は、最高の雰囲気だった」。15位に浮上し、残り10戦。完全復活した背番号10が、残留争いのキーマンになる。(内田 拓希)

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