横浜FM、川崎に終盤のワンプレーで決勝点許す 黒星もマスカット監督「支配したサッカーをした」

接戦に敗れてうなだれる横浜FM
接戦に敗れてうなだれる横浜FM

◆明治安田生命J1リーグ▽第24節 横浜FM1―2川崎(7日、等々力)

 首位の横浜FMは敵地で川崎に1―2で敗れた。0―1の前半終了間際にFW仲川輝人が今季5ゴール目となる同点弾を決めたが、試合終了間際に決勝点を奪われた。5月21日の福岡戦以来、10試合ぶりの黒星。2位・柏との勝ち点差は6となった。

 最後の最後で力尽きた。後半ロスタイム9分。自陣左サイドからのクロスを押し込まれて1―2と勝ち越しを許した。前半終了間際には、カウンターからFWエウベルがドリブルで前進し、スルーパスを受けた仲川がGKとの1対1を冷静に沈めた。後半は互いに譲らないきっ抗した展開となったが、一歩及ばず。優勝へ大きく前進する前年王者との決戦で、10試合ぶりの黒星を喫した。

 直近5年でリーグタイトルを勝ち取った両チーム。エウベルが「優勝争いをする2チームにふさわしい、いい試合をした。相手がワンプレーで試合を決定づけたことは、たたえないといけない」と振り返ったように、強度が高く、展開もスピーディーな白熱した一戦に。木村博之主審が後半途中に筋肉系のトラブルでピッチを退くほどだった。敗れはしたものの、タイトルへの意地がぶつかり合うJ最高峰の肉弾戦となった。

 マスカット監督は試合後、「結果的には悔しい結果になった」と悔しさをにじませたが、「アウェーでしっかり支配したサッカーをしたと思う。勝ちにこだわるのは当たり前だし、負けようと思ってサッカーをするわけではない。ただ、自分が見た中でも今シーズンベストの内容だったのではないかと思う。選手を誇りに思うし、自分はサッカーの内容にもこだわって見たい。いい内容をした上で、勝利に導くことが一番いい。今日の試合に関しては、負けてはしまったが、難しい中でも支配したサッカーを見せられたのではないかと思う」と内容を決して悲観することはなかった。

 上位6チームとの直接対決を終え、残り10試合。エウベルも「結果に落ち込まず、目標である優勝へ諦めずに戦っていきたい」と力を込めた。3季ぶりの優勝へ、前を向いて進み続ける。

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