【甲子園】山形県勢初の1試合3発で鶴岡東が快勝 土屋は足がつった状態で1試合2発!指揮官も「まさかホームランを打つとは」

初戦突破を果たしスタンドに挨拶する鶴岡東ナイン (カメラ・岩田 大補)
初戦突破を果たしスタンドに挨拶する鶴岡東ナイン (カメラ・岩田 大補)

◆第104回全国高校野球選手権大会第2日 ▽1回戦 鶴岡東12―7盈進(7日・甲子園)

 3年ぶり7度目の出場となる鶴岡東(山形)は土屋奏人(3年)が大会1、2号となる本塁打を放つなど自慢の打線が爆発。盈進(広島)を12―7で破って2回戦に進出した。

 2回、左翼席へ大会1号(夏の甲子園通算1700号)となる2ランを放った土屋は、8―5で迎えた7回1死無走者では左翼席へソロ。リードを4点に広げると、7回2死無走者では4番前田夢翔(3年)が大会3号となるソロを放った。

7回、左越えへソロ本塁打を放った 鶴岡東・前田夢翔(カメラ・岩田 大補)
7回、左越えへソロ本塁打を放った 鶴岡東・前田夢翔(カメラ・岩田 大補)

 山形県勢の夏の甲子園で1イニングでの2本塁打と、1試合3発はともに初めて。また夏の甲子園での12得点は、現行の49代表校制となった1978年以降では、1992年の日大山形(延岡工との2回戦で12―2)に並び最多タイ。

 佐藤俊監督は「まさか2本も打つとは。途中から捕手もしていて、彼(土屋)も足をつっていた。それでまさかホームランを打つとは」と驚いた様子だった。

 土屋は「1本目はちょっと詰まって、風で伸びた。2本目もレフトフライかと思ったが、伸びた。試合に入る前までは少し緊張していたんですけど、球場に入ってから楽しい気持ちになって、リラックスして打席に入れました」と照れくさそうに笑っていた。

初戦突破を果たしスタンドに挨拶する鶴岡東ナイン (カメラ・岩田 大補)
7回、左越えへソロ本塁打を放った 鶴岡東・前田夢翔(カメラ・岩田 大補)
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