8月7日の札幌1R・2歳未勝利戦(ダート1700メートル=11頭立て)は、1番人気のサトノミスチーフ(牡、栗東・平田修厩舎、父イントゥミスチーフ)が、初ダートのデビュー2戦目で初勝利を飾った。11年のプリークネスSなど米G1を3勝したシャックルフォードを伯父に持つ血統。勝ち時計は1分49秒2(良)。
大外枠から促すと行き脚がつき、スムーズに好位3番手で流れに乗った。直線では反応良く抜け出して先頭に立ち、そのまま後続を突き放して、2着のキスオンザビーチに6馬身差をつけた。
テン乗りの富田暁騎手は「スタートも良くて、スッといい位置を取れた。道中も遊びながら走っていて、抜け出してからソラを使っていて、まだ成長しないといけないところはあるが、後ろを離して勝ってくれた。(新馬戦7着の芝から)ダート替わりで変わってくれて、いいタイミングで乗せていただきました。もっと上を目指せる馬だと思います」と、勝利を振り返った。